百草錠に関するよくあるご質問

「百草錠」はどんなお薬ですか?
江戸時代から信州の木曽地域で作られてきた板状の百草を飲みやすい錠剤にした胃腸薬です。下痢、消化不良による下痢、食あたり、吐き下し、水あたり、くだり腹、軟便に効果があります。
服用しやすい8mm径の錠剤で、成人一回3錠、湯又は水で一日3回まで服用できます。
具体的にはどのような症状に効果があるのですか?
下痢を伴う胃腸の症状を改善します。胃腸が弱く、ちょっとした(身体的・精神的)ことで直ぐにお腹をこわし、下痢をする場合に効果があります。食あたり、水あたりによる突発的な下痢を止めるだけでなく、消化不良や慢性的に下痢を繰り返す方に効果的で、胃腸全体の調子を整えながら徐々に胃腸の機能を本来の正常な状態に戻します。
「百草錠」の成分は何ですか?
「百草錠」は、キハダの内皮(オウバク)を水で煮出し煮詰めたオウバクエキスを乾燥させたオウバク乾燥エキスのみを有効成分とし、錠剤として成型するためにD-マンニトール、ショ糖脂肪酸エステル、軽質無水ケイ酸を添加し、最後にヒドロキシプロピルセルロースでフィルムコーティングしています。
「一般的な市販の下痢止め薬」との違いは何ですか?
生薬製剤の「百草錠」は、一時的な下痢を止めるだけでなく、下痢を伴う胃腸の諸症状に働きかけます。無理なく便通を整え、徐々に胃腸の機能を本来の正常な状態に戻します。オウバク乾燥エキスだけでできた製剤ですから、使用上の注意が少なく、比較的安心して服用できます。
一方、「一般的な市販の下痢止め薬」は、合成薬品を配合しているタイプのものが多く、直ぐに下痢を抑えますが、効果は一時的で、下痢症状を繰り返すことが多く、この悪循環を断ち切ることも困難です。さらに、数種類の薬効成分を配合していますので、服用の際には副作用の発症がないかどうかを慎重に確認する必要があります。
百草丸との違いは何ですか?
「百草丸」は、胃腸の諸症状に穏やかに幅広く効果を発揮し、胃腸の調子を整えます。
「百草錠」は、下痢の症状を伴う胃腸の不具合を改善し、便通を整えながら胃腸の機能を正常に戻します。
「百草錠」は「百草」と同様に苦いのですか?
「百草錠」は、薄くフィルムコーティングしていますから、口に含んだ直後は苦くありませんが、しばらくすると百草と同じように苦くなります。「良薬は口に苦し」と言われますが、天然の生薬特有の苦みは、味覚を刺激して消化管運動を活発にします。「百草錠」はこの効果を活かすため、適量のコーティングを施しています。
百草錠はなぜ第2類医薬品なのですか?
一般用医薬品は安全性の観点から、リスクの程度を製品の成分や配合量により区分し表示しています。リスクが高い順に、第1類医薬品、指定第2類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品となります。百草錠はオウバクの配合量が2類に区分されるので、第2類医薬品になっています。
副作用はありますか?
「百草錠」は下痢を止める胃腸薬ですから、まれに便が硬くなったり、便秘になる方がいます。そのような時には、直ぐに服用を中止し、当社お客様相談室までお問い合わせください。
毎日続けて飲んでもいいですか?
下痢や軟便を伴う胃腸の症状がある間は服用をお続けください。しばらく続けて服用することで症状の改善がみられます。ただし、5~6日服用を続けても改善がみられない場合は一時服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
他のお薬との併用は大丈夫ですか?
オウバクを使用しているお薬との併用は控えてください。一般に販売されている薬との併用は差支えありません。どうしても気になるようであれば、服用のお薬と時間をずらして服用してください。医師の治療を受けている場合、体力が極端に落ちこんでいる場合は、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してから服用してください。または、当社お客様相談室までお問い合わせください。
添加剤は安全ですか?
身体に安全であることが認められた添加剤だけを使用しています。
妊娠中・授乳中に服用してもいいですか?
妊娠中の体はデリケートな状態ですから、薬の使用には注意が必要ですが、連用しなければ差支えありません。授乳中も差支えありません。症状が改善したら服用を止めてください。説明書をよく読み適正に使用してください。心配な時は、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。または、当社お客様相談室までお問い合わせください。
乳幼児や高齢者は服用しても大丈夫ですか。
5歳未満の乳幼児には服用させないでください。5歳以上の幼児や高齢者の場合は、家族や周囲の人が薬を管理し、服用の際には薬剤がのどに使えることがないように注意深く見守る配慮が必要です。説明書をよく読み適正に使用してください。
過敏性腸症候群に適していますか?
現代人に多いストレスや緊張が原因の過敏性腸症候群は、長期にわたって繰り返し下痢の症状が出ますが重大な病気が潜んでいるわけではありません。このような方には、下痢を改善しつつ胃腸全体のバランスを整えながら改善を促す「百草錠」が適しています。
高血圧・糖尿病の人は服用できますか?
差支えありません。ただし、心配な場合は、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してから服用してください。
胃切除後の人は服用できますか?
胃切除後は胃に負担をかけないように注意が必要ですが、経過が順調であれば、医師に相談してから服用してください。
胃潰瘍手術後にも服用できますか?
退院後の経過が順調であれば、医師に相談してから服用してください。
発疹、発赤、かゆみ、胃部不快感が現れた時に服用できますか?
直ちに服用を中止し、添付文書を持って、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
使用期限は何年ですか?
使用期限は製造から5年です。外箱(袋)に使用期限を刻印していますのでご確認の上、期限を守り服用してください。
保管及び取り扱い上の注意点は何ですか?
「百草錠」は吸湿しやすいため、服用後はキャップ又はチャックをきっちり締め密封し、直射日光の当たらない湿気の少ない涼しいところに保管してください。乾燥剤は開封後も必ず入れたままにして、絶対に飲まないでください。詳しい注意事項は添付の文書をよくご覧ください。
他に注意することは何ですか?
発熱を伴う下痢や血便・粘液便の方、体力が弱ったご高齢な方、5~6日服用しても改善しない場合は、服用を中止し、医師・薬剤師・登録販売者に相談をしてください。